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2012.8.19 九州遠征 part.3

気が付いたらまた一年間半近く放置してしまっていました。
見に来ていただいている方々には大変申し訳なく…。
ぽちぽち仕事の昼休み中に書いていた下書きがやっと書き終わりましたので、九州遠征3日目を今さらお送りします。
もう行ってから2年経過していることに驚きです(他人事



2012.8.19 九州遠征part.3



宿を出て朝イチで熊本県まで抜けます。

まずは未護岸の農業用水路があったので、そこに試しにタモ入れ。


 RIMG0166.jpg
・ナイル?ジルテラピア?
背鰭棘条数が14-15本なので、ジル?

他はミナミメダカくらい…。
素掘りの水路だったので、かなり期待していたんですが。うーん。


次に、公園内を走っている水路で採集してみます。
この公園、結構な規模の割に、「魚を捕ってはいけません」的な看板もなく、家族連れで魚を捕っている姿がみられたり、えらくオープンな感じ。

しかも、ありがちなカダヤシ・ギルだらけというわけでもなく、タナゴ類が捕れるというのがスゴイところ。がんばってみます。


RIMG0193.jpg
・イチモンジタナゴ


RIMG0187.jpg
・イチモンジタナゴ
イチモンジ自体を捕るのが初めてで、自分は最初、イチモンジかどうかかなり悩みました。


RIMG0231.jpg
・イチモンジタナゴ
大きなメスもなんとか1個体だけ。うみへび師採集。



熊本県では国内外来種ですが、本来の生息域ではどこにいるか全く知らないので、喜ぶべきか複雑な初採集でした。




 

その後、少し時間ができたので、うみ~さんに無理を言って自分が調べておいたところでムツゴロウ探し。

潮が引いて泥が干出している干潟をのぞきこんでみると…いました!ムツゴロウっ!!


RIMG0233.jpg
・船着き場の泥干潟
画像が小さいのでわかりにくいですが、ムツゴロウ、トビハゼ、オサガニ類なんかが写ってます。
オサガニ類はオサかヤマトかそれともヒメか…。


喜び勇んでウェーダーを履き、泥干潟にダイブするものの、泥地で人間がマッドスキッパー達の機動力に敵うわけがありません。
残り数メートルの時点で水の中に潜られ、逃げられてしまいます。
干出している巣穴に逃げ込んでくれれば泥ごと掬い上げる方法もあるのですが、そういう逃げ方だとサギ類とかに狩られやすいからか、みんな水の中に逃げていきます。
深追いすると遠征初日の悪夢がよみがえりそうというか、こっちは正真正銘軟泥なのでもっと悲惨な目に合いそうで尻込み…。
こんな写真しか撮れませんでした。


RIMG0242.jpg
・ムツゴロウ
小さくてもムツゴロウはムツゴロウである…。


RIMG0236.jpg
・トビハゼ



うみへび師は今回の行程では時間的に難しい場所で、タモ網でムツゴロウさんを捕ったことがあるらしいので、次回ご一緒することがあれば次の機会に期待することにして…。














 


な ん て 言 う と 思 い ま し た か ?
有明海まで来てムツゴロウを撮らずに帰れると思ってるの?


諦めきれず、ちょっと場所を変えて下見をしただけの場所に戻ってみました。
その時はまだ水面が割と高く、ムツゴロウもパッと見いなかったのでスルーしたのですが、戻ってきたら潮が落ちていました。
そして堤防を下りる階段にはムツゴロウが2匹。

だが、このままでは捕るのが難しい…。階段を下りるときに逃げられてしまいます。

そこで、採集方法を変えることにしました。
投網による範囲攻撃です!(爆

ぢつは船着き場で泥かきをしているときに、うみへび師から投網は使えないか?と言われていました。
その時は、泥上に投網を落としても、生息孔に逃げられてしまってうまくいかないだろうと思っていました。
(後から考えるとムツゴロウたちは水の中に逃げていこうとする個体が大半なので、泥上に打っても投網に引っかかってくれたかもしれません。試せば良かった…。)

そこでちょっと考え方を変えることに。


トビハゼを観察しに行ったことがある方はご存知かと思いますが、ヤツらは水面すらも高速で跳ねて逃げることができます。
軟泥地でコレをやられると、一気に距離を離されるので、調査でやっていると捕まえて体長を測らないといけないため、泣けます。

ムツゴロウはさすがに図体がでかく、身体が重いのでそんなことはできないようです。
水面をのろのろと泳ぎ、生息孔が近くなると潜る様子。(私のイメージだと犬かきしてるような感じ。目の部分は水面の上に出している。)
さっさと水に潜って逃げればいいものを、そこまで水に潜りたくないんでしょうか。つくづくマッドスキッパーは因果な魚です。(笑


今回はそこが狙い目になります。
わざと水面を泳がし、のろのろ泳いでいるところを投網で仕留めるッ!
2匹まとめて泳いでいるところに、投網が覆いかぶさっていくのが見えました。これはイケる!
1匹は手繰り寄せている間に網目から抜けてしまったようですが、もう1匹が網の中で暴れているのが見えます。
うみへび師のアドバイスのおかげで1匹だけですが捕まえることができました。



RIMG0248.jpg
・ムツゴロウ

RIMG0261.jpg
・ムツゴロウ
この色。たまんない。


RIMG0262.jpg
・ムツゴロウ


知り合いに市場で活きムツゴロウを買い、そのまま飼いムツゴロウにした猛者も知っていますが、買う設備もなにもないのでお別れ。
いつか飼育してみたい。


ムツゴロウのふつくしい色を思う存分満喫し、再びうみへび師の案内で福岡県に戻ります。

今度の目標はアリアケギバチ。
現地について、さっそく網を入れてみようとしますが…あれぇ?


RIMG0264.jpg
なんだか増水してます…。
空模様も怪しくなってきました。
普段は穏やかな流れで湿生植物などが生えているそうです。
これだけじゃ見た目三面護岸のコンクリ用水路ですね。
初めて入る場所で足元も見えないのはかなり不安ですが、アリアケギバチ採集のため、おっかなびっくり中に入ります。
僕は捕れませんでしたが、うみへび師が1個体だけチビを捕ってくれました。

RIMG0284.jpg 
・アリアケギバチ
  まだ虎模様も出ていません。


写真を撮っているとついに雨が。
みるみるうちに雨足が強くなって、自分はそこで終了。

うみへび師はまだ九州に滞在するので、ここでお別れです。
帰りの車中、粘っていたうみへび師からメールがあり、大きなアリアケギバチも捕れたとのこと。
もう少し粘れば…うぎぎ。

最後の最後で雨に降られてしまいましたが、嵐を呼ぶ漢と普通の雨男の組み合わせだった割りには、天気は持ったほうだと思います。
我ながら。


RIMG0285.jpg
・おまけ。


3日間の走行距離がこちら。
1日目の行程で碌に計画を立てていなかったせいで、有明海周辺→北九州周辺→有明海周辺と結構無駄な移動があったと反省…。


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2012.8.18 九州遠征 part.2

九州遠征2日目のお話しです。


うみへびさんと合流する前に、ちょっとみてみたい干潟があったのですが、見事に時間を読み間違ったので断念した駄犬です。
割と近くまで行ったのに干潟をひと目見ることもなく引き返しました。



気を取り直して1地点目の河川の最寄り駅でうみへびさんと合流し、福岡県をまわります。


最初に案内していただいたのはイシドジョウがいるというこちら。

RIMG0046a_20130620181351.jpg
渓流的な景観ですが、そこまで山の中に入ったわけでもなく、アクセスがよい感じでした。
イメージ的にはもっと奥まった渓谷のような環境だと思っていました。


RIMG0059_20130620181353.jpg
・イシドジョウ
なんか馬ヅラで、びみょ~んとながっぽそい感じがします。

RIMG0065_20130620181356.jpg
・イシドジョウ
「前来たときと少し環境が違う?」と、うみへびさんが不穏なことを仰っていたので少し心配でしたが、30分程度の採集でなんとか数匹採集でき、一安心です。

RIMG0069_20130620181359.jpg
・ムギツク
うみへびさん採集。
なぜかムギツクはいつも夕方近くに採集できることが多く、今まで納得できる写真が撮れていませんでした。
これも背後の「NaRiKa」ロゴがちょっと邪魔ですが…。
このミルソーの、今の型のひとつ前は前側にメイドインジャパンのロゴがあって非常に邪魔でしたが、モデルチェンジしたら無くなってました。要望か何かあったんでしょうかね?
できれば「NaRiKa」ロゴも消していただきたい。メーカーロゴだから難しいかなあ。


2地点目。ちょっと移動して中流域へ。 

RIMG0078a.jpg
ここではスジシマドジョウが捕れたことがあるということでがんばったのですが、今回は採集できず。
季節で移動でもしてるんでしょうか。

ここではとりあえず2種だけパチリ。


RIMG0086_20130620181434.jpg
・ハカタスジシマドジョウ
・ヤマトシマドジョウ
(2013年6月28日 うみへびさんからご指摘をいただき、修正しました。うみへびさんありがとうございます!)
うみへびさんが捕って下さいました。
尾柄部の上下の黒斑が上がはっきり、下がぼんやりなことから、ハカタスジシマドジョウの模様。ヤマトシマは上下はっきりのようです。
今回はドジョウ類にはあまり恵まれず、振り返ってみればヤマトシマスジシマドジョウはこの1個体だけでした。さすがはうみへび師。

RIMG0084_20130620181432.jpg
・ミナミメダカ
九州地方のメダカを見たのはこれが初めてです。
魚類検索第3版でみると有明型になるのかな?
北部九州型やもしれぬとうみへびさんからご指摘がありました。




大きく移動して佐賀県に入ります。

RIMG0116_20130620181442.jpg
良い感じの農業用水路に案内していただきました。



RIMG0120_20130620181428.jpg
・カゼトゲタナゴ
♂。まだ若干色が残っているような印象を受けました。最盛期にもう一度お邪魔したい。(とか書いている間に今年の繁殖期は終わってしまいそうですが… orz

RIMG0132_20130620181722.jpg
・カゼトゲタナゴ
♀。産卵管がちょろっと残ってます。

RIMG0114_20130620181437.jpg
・カネヒラ
捕った瞬間、首を一ひねり。もしやセボシか!?と思いましたが、やっぱりカネヒラでした。
もう既に少し色付いている感じがします。

RIMG0141_20130620181724.jpg
・ムギツク




まだ日が落ちるまで時間があったため、事前に調べておいた場所に行かせていただきました。
風景写真は撮り忘れてしまっていたので、獲物だけご覧下さい。





神降臨。




RIMG0153_20130620181730.jpg 
RIMG0150_20130620181727.jpg 
RIMG0159_20130620181719.jpg
・ヤマノカミ
もう暗くなりかけで、確認できたのはこの1個体だけでした。
このフォルムたまんねえ…。
やっぱり実物を観るとテンション上がります。
次はでかい降下個体をみてみたいですが、深秋から初冬にかけては結構忙しいんですよねえ…。



暗くなってしまったので採集はこれでおしまい。
夕食はうみへびさんのお奨めで小城市にある「鯉御殿」さんでいただきました。
鯉こく、鯉の舟盛り、鯉のあらいと鯉尽くし
鯉料理は初めていただきましたが、美味しッ!!でした。
特に鯉こくは鯉の出汁?が濃厚で、うみへびさんと二人で小鍋ごとおかわりして飲み切りました。 ̄□ ̄)b

普段は食事にあまりこだわらないほうなので、夕食ですら目に入った食堂に寄るか、コンビニ食でいいや~という感じの駄犬ですが、地域特産のご飯をいただくのも遠征している感があっていいものです。おいしいし。


二人して食い過ぎた!と言い合いつつ、宿に向かう二日目でした。
ラストの三日目に続きます。


2012.8.17 九州遠征 part.1

うみへびさんと九州遠征に行ってきました。
と、書くとつい最近の出来事みたいですが、去年の夏のお話しですorz

RIMG0005.jpg
とりあえず新幹線を使って九州入りを目指します。
ほとんど東海-関東間の新幹線しか使わないので、見慣れない内装の新幹線をみると旅行しているって感じになりますね。

RIMG0003.jpg



初日、うみへびさんはお仕事ということで、おすいぬ一人で河川の河口域をまわってみました。

RIMG0006.jpg
なんと広大な干潟。
そこらじゅうでトビハゼがぴょんぴょん跳ねています。
残念ながらムツゴロウさんは目視できないものの、広大な干潟に、なんでもないように跳ね回るトビハゼ。
心が躍ります。


ただ、この干潟を突っ切って、澪筋のところまで辿り着くのはさすがに厳しいかな~と少し回りを見渡してみると、大きな農業用水路が合流しているところをみつけました。
水路伝いに本流の澪筋まで歩いていけそうなので、用水路に降りてみることにしました。
少し水面まで落差がありますが、岸がちょっときつめの斜面になっているのでなんとか降りられそうです。
そこらの斜面にもトビハゼが跳ね回っており、おすいぬが近づくと逃げていきます。(斜面に軟泥が積もっているということです。←コレ前振り)
こんな当然のようにトビハゼがいる場所は久しぶりだなあとトビハゼをみて和みつつ、降りていきます。

水路に脚を踏み入れた瞬間、

ずぶり。
ごぼごぼごぼ。(メタンガスみたいなものが吹き出す

え…。
思った瞬間には直立した状態でウェストハイウェーダーの胸元くらいまで軟泥に埋まっていました。

軟泥に嵌った場合、自力で抜けられるボーダーは太腿が完全に埋まるか埋まらないかくらいらしいです。
要するに今の状況は完全アウト。ミットにボールが収まってからバットを振っている状態。

やばいッッッ!
MR5!!!(まぢでレスキュー呼ぶ5秒前ッッッッ)←錯乱中


落ち着け。落ち着くんだ俺!
とりあえず下手に動かなければ、これ以上泥に沈むこともないらしい。
幸いなことにウェーダーに泥は入っていない。
どうやら最後だけ斜面じゃなくて落差になっており、そこを踏み外したらしい。

泥嵌り

泥に埋まった脚を動かしてみると、近くに泥に埋まった板っ切れがあるのがわかったので、それを足場にしつつ、なんとか落差の縁に脚をかけ、這い上がることに成功。

軟泥は軟泥でも、ふわふわの浮泥が堆積していたのと、板っ切れが近くにあったおかげでなんとか自力で抜けることができました。
粘土質の強い軟泥だったら、本当に救助を呼ばなければならないところでした。
幸運が重なったおかげで助かりましたが、条件が悪かったら本当に泥に埋まって死んでました。

落っこちて嵌ってから抜け出るまでの時間は30分程度でしたが、全身泥に塗れ、心、折れました。
河口域って本当に日陰がありません。あつがなついぜ…。

用意した2リットルのペットボトルも順調に飲み干したので、わずか30分で気力回復のためにコンビニへ。 
さっそく有明海の洗礼を受けた感じで、先が思いやられます。




気を取り直して2地点目。

RIMG0009a.jpg 
大規模河川は下見なしでは無理だ!と諦め、もうちょっと手頃な場所を探してみました。


とりあえず河口域定番の泥かきとカキ殻蹴りをしてみました。


RIMG0021.jpg
・ワラスボ
割とさっくりみたかった有明海特産の魚類がお目見え。
迫力のある大きな個体をみてみたかったのですが、捕れたのはチビちゃんだけでした。


RIMG0023.jpg
・ショウキハゼ
有明海の準特産種。
みてみたくて一度三重県まで脚を運んだこともありましたが、その時には空振りしたのでかなり嬉しい。
有明海では多産しているといわれるだけあって、短時間でかなりの個体数がみられました。


RIMG0030.jpg
・ショウキハゼ
無精髭みたいなおヒゲが素敵。


RIMG0041.jpg
・シモフリシマハゼ
なぜか静岡県内ではアカオビシマハゼしかみたことがないので、みられるとちょっと嬉しい。



種数はあまり多くはみられませんでしたが、(死にかけたことも含めて)有明海の汽水域を満喫できました。
皆様も楽しい水遊び中に水難事故に遭わないよう、十分お気を付け下さい。


次から、うみへびさん主導による、淡水魚巡りが始まります。
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プロフィール

Author:おすいぬ
埼玉県出身、1984年生。
現在は静岡県西部在住。

自然環境調査で給料貰って8年目。
(水質関係と兼業農家状態。水質の方が仕事が多いです。チックショイ。)

専門は日本産魚類のはず。
現在はオールマイティ化目指してお勉強中。
節足動物以上の分類群ならなんでも愛せます!たぶん。

あ~、ミサゴやオジロワシみたいに魚捕るだけで生活できるようになりたい・・。

何かありましたら下のメールフォームかosuinunetあっとまーくyahoo.co.jp までお願いします。
(お手数ですが 「あっとまーく→@」 変換して下さいね)

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