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2012.2.19 君はいったい何者だね!?所属と階級を言いたまえッ!(静岡県西部ガサ)

 ご無沙汰しております。
 諸事情あり、しばらくフィールドに出られませんでした。


 大分落ち着いた時に、鈍るほどの腕がない鈍らないようにいつも出かけている場所に行ってました。


 今日の相方はおなじみのk氏。
 k氏は本来植物屋さんなので、私と一緒じゃないと基本的に魚捕りには行きません。
 私が魚捕りが久々ということは、彼もかなりご無沙汰な訳で、かなり張り切ってます。ゴメンよk氏。


 お互い久々に魚捕りということもあって、結構張り切っているわけですが、2月下旬のこの時期に河口域に出撃している時点で、なんかもうオチはみえているような気がしなくもないわけで・・・。


 思ったより風は強くないのですが、日が当たらないところの寒さ、冷たさが尋常じゃありません。
 久々なのに寒いわ冷たいわ魚捕れないわで、どんどんおざなりになっていきます。

 冬でも捕れるヒナハゼも確認できず、南方系魚類の越冬確認など夢のまた夢・・・。




 RIMG5102.jpg
 あまりにも何も捕れないので、河口近くで合流している支川に行くことにします。



 昨年の秋にはテンジクカワアナゴ(孔器配列を未だに観察しておらず、見た目同定(笑)ですが)を確認しており、カマキリ(アユカケ)が安定してみられるいい場所です。


RIMG4836.jpg 
多分テンジクカワアナゴ。・・・だといいな。



 この川は工場排水やら、温泉排水の流入があったりするので、テンジクカワアナゴが越冬していたらすげえなあと思いながら採集していると、なんかk氏に呼ばれました。





 









 

RIMG5106.jpg
 ( ゚Д゚)!!!!!!?
 なんじゃこりゃぁっっっっ!!!?


 


RIMG5127.jpg
 スッポンのようなシュノーケル型のお鼻。


RIMG5128.jpg
 鋭い爪をもったお手々。
 腹甲もなんか真ん中が薄くなっています。
 ボケちゃってますが、短い尻尾にはトゲトゲがいっぱい。


RIMG5113.jpg
 シューシュー言いながら威嚇してきます。



RIMG5114.jpg
 棒なんかこうです。
RIMG5117.jpg



 

 カ、カミツキガメかっ!?


 と、思ったのですが、携帯で簡単に調べてみるとカミツキガメは背甲のキールが3本ありますし、もっと攻撃的な感じのフォルムをしています。



 また野外に離すわけにもいかず、特定外来生物ではないようなので、お持ち帰りすることに。


 
 簡単に調べてみるとどうやらドロガメ科のどなたかさんのご様子。




喉甲板

 腹甲に喉甲板がないようなので、どうやらカブトニオイガメのようです。



RIMG5183.jpg 
 小型だったのと、最初はカミツキガメだと思っていたので幼体だと思っていたのですが、これで成体らしく、本種はニオイガメ属の中では最大種のようです。
 最大種といっても最大甲長は16cm程度の模様。

 ここの地点には1~2年ほど通っていますが、こんなのが捕れたのは初めてです。
 さすがkさん、なにか持っています。

 お隣愛知県でも記録がある(飯田・北野・大仲,2008)ようで、飼育対象としても人気が高く、結構流通しているみたいですね。

 
 この支川は上流に農業用のため池らしきものはありますが、あまりアクセスもよくなさそうですし、放流するにも向いていなさそうです。どこのカメ飼育愛好者さん(笑)が放したんでしょうね、まったく。


 まだ飼育しています(2012.3.23現在)が、ずっと飼っていく気もないですし、もちろんまた元の河川に戻すなんてことはしません。


 ここでは詳しく書きませんが、k氏に捕まって私の手に渡った時点でこの子の人生(亀生?)が幸せになることは、まあありません。


 つーかどっかの誰かさんが放逐した時点で。


 これ以上は大きくならないのに、なんで放逐したんでしょうか。気性はかなり荒いようなので、愛好者さん(笑)のお気に入りの亀でも囓ったんでしょうか。

 まあ、亀の肥満度は甲羅から出ている肉の量で判断するらしいのですが、冬に捕獲された割には結構肉がありそうなので、それなりに幸せに過ごしていたのかもしれません。
 ここはヌマエビの類やら小型の魚類も非常に多いので、そいつら食って。


 野外に放された亀が幸せになれるわけがありません。愛好者さん(苦笑)には是非とも最後まで責任を持っていただきたい。
 


おまけ

RIMG4847.jpg 
 なぜか同じ地点で2011.11.26に捕れてしまったビワヨシノボリ?


 採集当初はシマヒレヨシノボリ!?(トウヨシノボリ池沼型?)と思ったのですが、師匠とあがめている方にメールでお伺いしたところ、ビワヨシでは?との回答。


 指摘されて初めて背鰭前方鱗を調べてみました。ダメダメですね。

 自分が確認した限りでは背鰭前方鱗がないのでビワヨシのようです。

RIMG4857.jpg 
 鰭全開だけれど、頭切れ&ボケボケな残念写真。




 今までそんなものは捕れていなかったのですが・・・。
 どうなっちまったんでしょう、ここは。


参考:飯田晃弘・北野忠・大仲知樹(2008)愛知県一宮市で採集された外来種カブトニオイガメ.豊橋市自然史博物館研報,(18),33-34.
 


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プロフィール

Author:おすいぬ
埼玉県出身、1984年生。
現在は静岡県西部在住。

自然環境調査で給料貰って8年目。
(水質関係と兼業農家状態。水質の方が仕事が多いです。チックショイ。)

専門は日本産魚類のはず。
現在はオールマイティ化目指してお勉強中。
節足動物以上の分類群ならなんでも愛せます!たぶん。

あ~、ミサゴやオジロワシみたいに魚捕るだけで生活できるようになりたい・・。

何かありましたら下のメールフォームかosuinunetあっとまーくyahoo.co.jp までお願いします。
(お手数ですが 「あっとまーく→@」 変換して下さいね)

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